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DECKCHOP活動日誌

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2007-05.02 Wedバルボア[未分類]

Time[01:24] Comment[0] Trackback[0]
最近DECKCHOPとしては活動してないけど皆この日記読んでくれいるのかしらん、うちの父親だけしか読んでいないのではないかしらん、でもたまに読んでますって言われるから見てくれている人もいるだろう、でも父親は必ず見ているだろうなー、でもいろいろあったからとりあえず書きます。

どうもDECKCHOPの山岡です。

観て来ました。ロッキー・ファイナル。バルボア。
有終の美やったんですねこれが。ロッキー1~5まで経て、で、最後これ。どかーんと面白いわけでもない。1や2の方がビリビリした面白さはあるんだけどもね、でもこのファイナルはそんなんとはまた別の次元で、ひとつの作品として、シリーズの集大成を見せてます。
やっぱりスタローンの芝居はいいし、ストーリーもちゃんとツボを抑えてる。変に現代風でもないし、昔をひきづってもいない。
ボクシングシーンなんかおもわず白熱したもんね。いけロッキー!って心の中で思ってました。
練習するジムの照明と、新しいトレーナーの黒人がいったい誰だったのか。そこだけめちゃめちゃ気になりましたが、いい映画でしたー。また100分という尺もね、絶妙です。2時間半とか最近ざらにあるけど、100分でドラマは見せられるぜって思いました。

そして、今回僕が感動したのはロッキーだけにあらず。
実は今回僕の尊敬する先輩と一緒に観に行っていたのだけど、その先輩、エンドロールの映像で、ロッキーファンと思われる一般人が、実際に撮影に使われた石畳のところでロッキーの真似をしているところが流されたんだけど、それを見て泣いていたんです。
「映画ってこんなに人に影響を与えるんだ。やっぱり映画は素晴らしい」
と、泣いていました。
ほんとに映画が好きで、表現することが好きで、それに生涯をささげてる人にしか味わえない感覚だなと、僕は羨ましくもなりました。普通そんなん思いませんもん。それはもう情熱とか、そんな生易しいもんじゃないんです。とかくそれに僕は感動しました。ずしりと、重いボディブローを喰らいました。良い、体験でした。

そして、上機嫌で夜、僕は家に帰り着きました。と、しとしとと雨が降り出しました。0時をすぎ、カタカタパソコンを打つのにも少し疲れ、まだ書かなきゃいけない原稿があるからそこで寝るわけにもいかず、ちょっと気分転換に傘さして近くのコンビニにでかけたわけです。
真っ暗な路地を抜けると左にコンビニが見えます。と、入り口に誰かが立っています。近くへ行くと、店内の明かりに照らされて、ひとりの老婆が立っていました。虚空を見つめ、ぷかぷかともう短くなったタバコをふかしていました。何か気持ち悪さを感じた僕は、さっさと店内に入り、目的の珈琲ゼリーを買い、外へ出ようとすると、まだ老婆はそこにいました。背筋に寒さを感じた僕は早々と店を立ち去りました。路地に入ると、パラパラとビニール傘をたたく雨音と、ザッ、ザッという早足の僕の足音。と、そこへまじって何かの音。
「…んた…れ!ゃないの…これ…」
誰かの声なんです。しわがれた、喉の奥から響く声。そこで僕は振り返ってしまったんです。すると、
ジャッ、ジャッ、ジャッ…
髪を振り乱し、あの老婆が何か言葉を発しながら路地を僕めがけて走ってきていたのです。
「ぃぃぃぃ…あんたのぉぉ…」
さっと僕の体から血の気がひきました。針金が体に一本すっと通ったように動けなくなった僕に老婆がせまります。
「れぇぇぇ…ものぉぉぉぉ」
瞬きさえできなくなった僕の前に、老婆が何か差し出しました。
「これぇぇ、あんたのぉぉぉ、忘れ物じゃないのぉぉぉぉ」
老婆の手には、コンビニの商品の前に置かれる値札が。157円の。
「あ、違います」
「あぁぁぁ、そぉぉぉぉ」
老婆はくるりと背を向け、来た道を帰っていきました。
僕はしばらく動けないまま、雨音を聞いていました。

本当にあった怖い話です。
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